インバスケット合格予備校です。
インバスケットの回答方法 5分でわかる評価される回答というテーマでお話をしていきます。
本日のテーマはインバスケットの回答方法です。
インバスケットの回答方法についてすごく悩んでいる受験生の方が多いかと思います。
コツだとか、書き方パターンとか、メールだとどうなるのかとか、どういう風な方法で書けばいいのかとか、口語体なのか、箇条書きなのかとか、いろいろ悩んでいる方が多いと思います。
そういった枝葉の話はいろいろあるんですけども、本質的にインバスケットで求められてるところにずれた回答をしていては、なかなか点数っていうのは上がってこないので、今日はそのインバスケットの回答の本質を重点的にお話しして、それに基づいた回答方法をお伝えしていきます。
目的。
インバスケットの回答の本質に迫り評価される回答を書くためのポイントを学びます。
インバスケットで評価される能力
まず、インバスケットで評価される能力そもそも何なのかというと、これは一言で言えば問題解決力(マネジメント能力と言い換えても良いです)ということになります。
問題解決力とは何かというと、理想と現実のギャップを埋める能力のことですね。
今、会社で起きてる問題と、問題とか起きてる現実それと、本当はこうありたいというその理想とのギャップを埋める能力のことを言います。
このギャップを埋めることを問題解決と呼んで、これをやるプロセスを問題解決プロセスという風に呼びます。
実際にやることとしては、状況把握、問題発見、問題分析、優先順位の設定、解決策の選択、実行評価などの問題解決プロセスがあって、そういったものを適切に行える能力ということになります。
インバスケットの試験では、ここで青字で書いた状況把握から解決策の選択までを主に見られています。
インバスケットの回答の基本原則
インバスケットの回答をこれに基づいて、インバスケットの回答の基本原則をお話していきます。
インバスケットの回答の基本原則は、今お話しした問題解決プロセスに沿って解いた、案件を処理していった結果であるということですね。
ですので、問題解決プロセスの先ほど青字で示したところですね。
状況把握から解決策の選択まで、この順番でこういうことを意識しながら回答を作っていくということになります。
インバスケットの問題は、案件というものが与えられて、それを解いていくことになるので、それに合わせてこの問題解決プロセスどういう風に進んでいくかというのをお話しします。
まず状況把握。
案件案件用紙を見てこれの背景や情報を状況をまず把握します。
そして次に、問題発見。
案件のキーポイントや課題を特定します。
そして、これ重要なんですけども、案件間の関連性複数の案件が関連し合ってることがありますので、これの関連性を見落とさないように注意します。
そして、問題分析。
その特定した問題の原因とかその問題が及ぼす影響どんな影響があるのかということを調査検討します。
そういったことを踏まえて、次は優先順位の設定ですね。
案件を重要度や緊急度に基づいて順位付けをします。
そして最後が、解決策の選択ということで、案件それぞれについて、問題解決、これが目的なので、これのための具体的なアクションを選択するということになります。
ポイントは、インバスケットの回答という意味で言うとですね、このアンダーラインを引いたところになります。
関連性を見落とさないこと。
重要度、緊急度に基づいて優先順位付けをすること。
問題解決のための具体的なアクションを選択するということ。
ですね。
これがインバスケットの問題で問われている、関連案件、優先順位、案件処理というところの回答に相当していきます。
インバスケットの回答の失敗例と対策
今の基本原則に基づいて、回答を作っていくんですけども、よくある失敗例があるのでそれそれぞれに対して対策をお話ししていきます。
大きく4つあります。
まず1つ目。
案件の関連性を見逃している。
これについては、問題発見時に複数の案件間の関連性をちゃんと見極めて、総合的な視点問題に取り組むということですね。
失敗例の2。
これが、問題の根本原因を見極められていない。
問題の解決っていうのは、表面的な解決をすると、また同じような問題が再発してしまったりとか、たくさん労力をかけなければいけなかったりとか、そういうことが起きてきますので、その根本原因を見極めるというのはすごく大事です。
なので、対策としては問題の分析を深く行ってちゃんと根本原因を特定すると。
そして、失敗例の3。
これは優先順位が適切でないということ。
対策としては、しっかり重要度と緊急を考慮して、適切な優先順位を付けを行うと。
失敗例4。
具体的な解決策が提案されていない。
これに対しては、問題解決のための実行可能なアクションを明示するということですね。
ちゃんと具体的に、誰がどのようにやるのかとか、5W2Hのような視点を意識してアクションを明示していくということになります。
まとめ
じゃあ、今日のまとめです。
今お伝えした基本原則を理解して、評価される回答を作成するというのが基本になります。
さらに、今お話ししたよくある失敗例をちゃんと避けれるように、対策を踏まえて回答を作成してください。
次のステップ
今お伝えしたのが基本になりますが、具体的にもっと実践的にどのように書いていけばいいのか、実際の問題を交えてしっかり理論から実践的なことまで学んで、回答を書けるようになるためのインバスケット最短合格シリーズという教材がありますので、興味がある方はこちらもチェックしてみてください。
インバスケット合格予備校がお送りしました。
ありがとうございました
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